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薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

コラム:病院における薬剤師の役割「病院数の推移」

現在日本で開業している病院、診療所などの数は、厚生労働省調査で総数約18施設、病床数にすると約173万床です。

病院は約9千施設で全体の5%です。

1990年の調査では約約2万施設あったので約30年間で半数以下になったことになります。

ここでいう病院とは病床数20床以上で、診療所は20床未満です。

病床数を見ると病院の約160万床が全体の92%を占めていますが、年々病床数は減少しています。

これは民間病院だけにとどまらず、公立病院(地方自治体の経営)も経営の悪化で閉鎖または規模の縮小を余儀なくされていることの表れです。

公立病院では、特に2004年度にスター卜した新人医師の臨床研修制度が影響しているともいわれています。

大学病院を研修施設に選ぶ研修医が減ったため、多くの大学で派遣医師の引き揚げが始まりました。

そのため、派遣医師に頼っていた施設は診療科を縮小または閉鎖せざるを得ない状況となっています。

都道府県別に施設を見ると病院、診療所ともに東京が最も多く、反対に最も少ないのが鳥取県です。

参考になさってください。

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