薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。
薬剤師法では、2年ごとに薬剤師届出(薬剤師名簿登録番号、氏名、住所その他厚生労働省令で定める事項の届出)が義務づけられています。
現在の届出薬剤師数が公表されています。
病院・診療所に勤務している薬剤師は約5万人で全体の19%です。20年前に比べておよそ1.3倍に増加しています。
これに対して薬局は約14人で全体の51%を占め、20年前のおよそ3倍の増加率で、保険薬局やドラッグストアが急速に伸びていることが分かります。
日本薬剤師会の公表データによれば、保険薬局は20年前はおよそ3万店舗でしたが、現在では5万店舗を超えています。
また、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は全国のドラッグストア総店舗数を調査してデータを公表していますが、調査開始からおよそ1.5倍に増加しています。
このように、この20年間で薬局などに勤務する薬剤師数は飛躍的に伸びているのに対して、病院勤務の薬剤師はわずかな伸びです。
しかしながら、全国の病院数が20年間で半減していることを考慮すれば、1施設あたりの薬剤師数は確実に増員していることになります。
参考になさってください。
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