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薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

コラム:病院における薬剤師の役割「病院薬剤師の新たな取り組み」

我が国の歴史でいけば、ほんの数十年という状況。

この中で強力に、院外処方箋率が6割を超えるまで持ってきたというのが、現在の日本における医薬分業の状態です。

薬価差益を頭に入れて医師の医療行為が行われる状況はなくなりつつあります。

しかし、一方、いろんな矛盾を抱えてきています。

ひとつは、薬剤師自らが医薬分業の本質を支える気概と能力と体制を作り上げる前に、行政的な政策誘導を中心として分業が進められてきたことから生み出されてきています。

外来処方はどんどん医師から出てきます。

しかしその場合に、従来病院で調剤していた薬剤師にとっては、狭い意味での調剤を行うという薬剤師の病院内での役割は減少することになります。

そのため、まず出てきたことは、調剤をする必要がないので定員を減らそうということで、一時病院の薬剤師数が下がる傾向が出てきました。

分業後の病院薬剤師が病院内での薬剤師の活動を転換させ、薬局ブースから病棟へ飛び出し、実際に患者さんの薬物治療に面と向かって対応する薬剤師、患者さんから信頼を受ける薬剤師、病院経営者、他の医療スタッフから信頼され頼られる薬剤師への活動へ変革していくこと、これがこの数十年必死になって、病院薬剤師が取り組んできた活動の方向でした。

すばらしい成果が出てきており、逆に薬剤師数が増えた病院も出てきていますが、平均的には不十分さが見えます。

参考になさってください。

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