最新の薬剤師転職・求人・募集サイトを、口コミ＆評判つきで比較・ランキングします。

コラム：病院における薬剤師の役割「我が国における医療改革」

我が国において、疾病治療では、現在に至るまで薬物治療がその中心を占めてきたにも拘らず、国民からの信頼感は薄い状況です。

服用する薬の種類が多い、投与量は多い、説明が少ない、副作用が多い、過誤もいろいろ報告されている、薬が漫然と経験主義的に使われている、必要かどうかも分からないまま使われている場合もある・・・など、いろいろな不満、不安が背景にあります。

現在、我が国では、全般的に危機に陥っている医療の改革が叫ばれ、いろいろな施策が進められています。科学的で合理的で経済的な治療を行い、無駄な治療は避けたい。だから経済的思考を排除して治療法は選択されるべきであり、そのため、出来高払い制を中心とした支払い制度を改革し、包括医療の方向にシフトさせようとしています。

医薬分業をすすめ、処方と調剤を切り離し、薬剤師は客観的な目で、薬の治療というものを見ていく制度を確立する必要があるなどです。

薬価制度としては、薬価差益で収入が得られることはないように、また、医療上の情報は公開し、よく患者さんには説明し、患者さんが自分の治療がよく分かるようなシステムをとることで、客観的で公開された医療が進められる基礎作りを行うなどです。

参考になさってください。

＞＞＞今月の薬剤師転職サイト比較／口コミ人気ランキングはこちら