薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。
薬剤師の生活と収入
薬剤師という仕事を選ぶにあたって、最も気になるのがこのテーマかもしれません。生活と収入ですね。
まず生活ですが、薬剤師の勤務状況は、職場ごとに違います。薬局の場合は、9時〜18時、9時〜19時といったパターンが多いようですが、もう少し遅く20時くらいまで営業しているところもあります。保険薬局では、保険点数計算などで忙しいときもあります。
病院の場合は、8時30分〜17時など、若干朝が早いケースが多くなります。
製薬会社や化学メーカー、化粧品会社、食品会社などといった一般企業では、9時〜18時など、その会社の就業時間に合わせて働いています。
一方、薬剤師の給与・年収も、業種によってかなり異なります。
たとえば初任給で見てみると、病院勤務での初任給は月額20万〜25万円、調剤薬局での初任給は月額22万〜30万円、ドラッグストアでの初任給は月額25万〜35万円、製薬企業での初任給は月額22万円前後となっています(いずれも手当てを含みます)。
ただし、製薬企業の薬剤師の生涯賃金は他の業種より高くなっているようです。
参考にしてみてください。