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丸分かり！薬剤師１９「かかりつけ薬剤師という役割」

かかりつけ薬剤師という役割

高齢社会においては、薬局にいる薬剤師に対するニーズはますます増えていきそうです。

たとえば、一度にたくさんの病院や診療所にかかっている患者は、同じ薬を複数の病院から処方される可能性もあります。薬に関する知識がなければ、そうとは気づかずに過剰に服用してしまうかもしれません。

こうしたトラブルを防ぐため、調剤薬局の薬剤師には「かかりつけ薬剤師」としての働きが求められています。

「かかりつけのお医者さん」があるように、薬局の薬剤師が「かかりつけ」としての機能をはたすことで、１人の患者の薬の量や飲み合わせなどを二重でチェックできるなどのメリットが生まれます。

「かかりつけ薬剤師」は、患者の体質や薬歴（薬の服用記録）を一元管理して、トータルに健康をコンサルティングすることができます。

また、副作用のチェックや服薬指導も行い、薬の保管の仕方についてもアドバイスします。

これからは、自宅や職場の近くに「かかりつけ薬剤師」をもつ時代になる、ということですね。

参考になさってください。