薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。
薬剤師の仕事〜処方箋の受付
薬剤師の仕事にはいろいろありますが、そのメインの仕事の1つが処方箋の受付です。
処方箋は、患者のこれまでの病気について記録している薬歴簿とともに、調剤室にまわされます。
薬剤師は、処方箋と薬歴簿を見ながら前回の処方を確認し、ほかの薬との飲み合わせや副作用の心配がないかなどをチェックします。
これで問題がなければ調剤にかかりますが、処方された薬で以前に副作用を起こしたことがある場合や、飲み合わせの危険性がある場合など、何かしらの疑問があるときには処方箋を発行した医師に問い合わせ(疑義照会)をしなければなりません。
処方箋は、たんに薬の名前を記した用紙というだけではなく、その背後には患者さんの病状・生活が隠されています。
からだのどこが悪くて、ふだんはどんな生活をしているのか。1枚の処方箋から、そこまで読み取るのが薬剤師の仕事なのです。
参考になさってください。