トップページ > 丸分かり!薬剤師3「薬剤師国家試験の概要と合格率」

薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

丸分かり!薬剤師3「薬剤師国家試験の概要と合格率」

薬剤師国家試験の概要

薬剤師の資格を得るには、必ず薬剤師国家試験を受験し、合格しなければなりません。薬剤師国家試験の概要は以下の通りです。

試験実施 

毎年3月(年1回)2日間実施

試験会場 

北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県

試験科目 

基礎薬学、医療薬学、衛生薬学、薬事関係法規および薬事関係制度

試験形式 

多岐択一方式/240問(基礎薬学60問、医療薬学120問、衛生薬学40問、薬事関係法規および薬事関係制度20問)

受験資格 

1.学校教育法にもとづく大学(短期大学を除く)において、薬学の正規の課程を修めて卒業したもの(試験実施年3月31日までに卒業する見込みの者を含む)
2.外国の薬学校を卒業し、または外国の薬剤師免許を受けた者で、厚生労働大臣が1に掲げる者と同等以上の学力および技能を有すると認定した者

受験料 

6,800円

合格発表 

試験実施年の4月

参考にしてみてください。

薬剤師国家試験の合格率

今までの薬剤師国家試験の合格率は、80%弱で推移しており、薬系大学で4年間まじめに学んでいれば合格できる試験だといわれていました。

しかし、2006(平成18)年度から薬系大学の薬学科が6年制に変わったことに伴い、薬剤師試験制度は、2012(平成24)年度から大幅な変更となりました。

今のところ合格率が低下したという話は聞いていませんが、薬学教育と実務教育の2つのモデル・コアカリキュラムを基本として、試験分野が広がり、問題数も増え、今後は難易度が増す可能性も考えられますので注意が必要です。

丸分かり!薬剤師

トップページ
薬剤師/転職・求人サイト比較
丸分かり!薬剤師

目次

トップページ
薬剤師/転職・求人サイト比較
生き残る薬剤師とは?
丸分かり!薬剤師
薬剤師の転職に関するアドバイス
薬剤師に関する基礎知識
病院における薬剤師の役割
薬剤師とセルフメディケーション
薬剤師と地域医療
薬剤師を取り巻く環境
地場薬局の未来
薬剤師関連ニュース

口コミを投稿する