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2012/3/24

スギHD、出店加速

 スギホールディングス(スギHD)は出店を加速する。2013年2月期に主力のドラッグストア「スギ薬局」を中心に約80店を出店する。前期実績は67店だった。吸収合併した子会社の不採算店閉鎖にメドがついたほか、今春200人規模の薬剤師を採用することで出店攻勢できる環境が整ったと判断した。三大都市圏での店舗網拡大と処方箋調剤事業の強化を図る。

 今期は新規出店や店舗改装への投資として、12年2月期実績の約60億円を上回る80億〜90億円を計画している。

 中部だけでなく、店舗網の拡充を急ぐ関東や関西にも積極出店する。好立地の土地が確保できる見通しとなったことから、既存の建物ではなく新たに店舗を建設する新規出店の形態を増やす。

 新規出店では基本的に調剤窓口を併設する。同社の売上高に占める処方箋調剤事業の割合は1割程度だが、高齢化を背景に年約3割のペースで伸びており、新規出店を軸に拡大を目指す方針だ。

 処方箋調剤事業の担い手となる薬剤師についても、今春は約200人を採用する。薬学部の6年制移行に伴い10〜11年の新卒採用がゼロだったこともあり、09年以前の100人台を上回り、同社として過去最多の水準とした。

 同社は調剤窓口併設型のドラッグストアのほか、高齢者向け在宅医療サービスなども展開。薬剤師を必要とする拠点が増えているため、研修後に順次配置してサービスの拡充を進める。

 一方、愛知県の三河地域には、初期に出店した売り場面積500平方メートル以下の小型店が多く残っていることから、現行の660平方メートル程度の形態に合わせる。別の店舗への移転や拡張改装で「標準化」を進める。

 スギHDは12年2月期末で、スギ薬局やディスカウント店「ジャパン」など計821店を展開。中期経営計画では16年2月期末までに1500店舗に拡大する方針を掲げている。

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