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2012/3/24

新卒薬剤師、奪い合い 石川県内企業

 大学薬学部の6年制移行後、初の卒業生が生まれた今春、石川県内の薬局、ドラッグストアは3年ぶりの「新卒薬剤師」争奪戦を今も繰り広げている。就職氷河期の中、金大、北陸大同部の内定率は9割を超える。各社は残り1割の卒業生を求め、3月に入っても就職説明会を開催。薬剤師国家試験が不合格でも採用を取り消さない企業もある。年度末になっても薬学部生は引く手あまたとなっている。

 薬学部は2006(平成18)年から薬剤師国家試験の受験資格の改定に伴い、これまでの4年制から6年制に移行。10、11年春は新卒の薬剤師がほとんど出ない「空白期間」となった。

 このため、3年ぶりの薬学部卒業生の就職は「超売り手市場」となった。北陸大では現在の内定率は90%に上る。今月中旬まで1日5〜15の企業が構内の渡り廊下や食堂で「個別説明会」を開き、就職先の決まっていない卒業生を探した。

 薬学部生は、例年3月初めの国家試験を受けてから就職活動を始める学生もいる。北陸大の就職担当者は「最終的な内定率は100%になる」と予測し、小倉勤学長は「2年間のブランクがあった今年だけに限らず、6年制を卒業した薬剤師を求める流れは強まっていくだろう」と指摘する。

 金大薬学部の内定率は2月末現在で91%となり、文系83・7%を大きく上回った。特に薬局に就職する学生が多く、求人倍率は6・8倍に上った。

 ドラッグストア業界では、規制緩和による異業種参入に対抗しようと、薬剤師が必要な調剤薬局を出店する動きが加速しており、今春入社の求人は軒並み増えた。

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