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2012/4/26

薬学部生は空前の売り手市場

 大学生が厳しい就職環境にあえぐ中、薬学部生が空前の売り手市場。

 6年制移行のために2010年、11年に卒業生が途絶え、人材供給が止まっていたため。今春卒業した6年制の1期生には求人が殺到。大学からは「特需はいつまで?」といぶかる声も上がるが、ドラッグストア業界や調剤薬局の採用熱はまだ高い。

 日本大薬学部(千葉県船橋市)では今春の卒業生の就職率はほぼ100%。6年制移行前は8、9割だったが、今年は4月に入っても、沖縄県など人手不足の地方の病院などから求人が来る。担当者は「2年間のブランクのためで、特需のようなもの」と語る。

 他大学も事情は同様。横浜薬科大(横浜市)の担当者は「就職先に人気があるのは、病院などだが、規模を拡大しているドラッグストアの求人が多く、薬剤師免許を取って職に就けない学生はいない」と話す。

 城西国際大薬学部(千葉県東金市)でも、3月に就職活動を始めた学生が、4月から職に。教授の一人は「世間の就職情勢からすれば別世界」と驚く。

 今月、大手ドラッグストアの面接を受けた昭和薬科大の学生(23)は「4月前で5年生なのに、就職先が事実上決まった薬学部生も。人気のある製薬会社は別にしても、就職試験で落ちるのがおかしいぐらい」と話す。

 大学の薬学部は06年入学生から6年制に。このため、薬剤師国家試験合格者は4年制最後の入学生の大半が卒業した09年に1万1301人を数えたが、10年が3787人、11年が1455人と激減。

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