薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。
2012/10/18
薬局への満足度調査 薬剤師の説明に「満足」は67%
イプソスヘルスケアジャパンはこのほど、患者を対象にした「調剤薬局/処方せん薬局に関する意識調査」の結果を発表。
同調査は9月28日〜30日に行われたインターネットアンケート。過去3カ月以内に医療機関を受診し、現在処方せん薬を服用している、または投与を受けている20歳以上の患者を対象に、930名が回答。
まず「もっとも利用している処方せん薬局はどこにあるか」を聞いたところ、55%が「普段通院している医療機関の近くにある薬局」と答えた。また17%は「自宅から近いところにある薬局」と回答。「その薬局を利用すると決めた理由」については、「普段通院している医療機関の近くにあって便利」が69%で最多となり、「自宅、または勤務先から近くて便利」(17%)が続いた。
普段利用している薬局において「処方せん薬を受け取るときの薬剤師の説明内容に満足しているか」を聞いたところ、67%の患者が「満足している」と答えた。「不満である」と答えた患者は6%だった。
処方せん薬局について、特に薬局ごとに差別化されておらず、病院の近くにあるなど、立地によって決まってしまうという回答内容は、薬剤師にとってはやや残念な結果と言えるかもしれない。
しかしそれ以上に気になるのは薬剤師の説明内容への満足度であり、満足が67%、不満が6%という結果は、良い結果と感じる方もいれば、悪い結果と感じる方もいるかもしれないが、少なくとも不満はそれほどないわけであり、概ね評価できる水準と言えそう。詳しい回答の分布は以下の通り。平均満足度は10点満点で7.2点となっている。
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