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薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

薬剤師関連ニュース

2013/2/18

薬剤師、安定を求めすぎて結婚できない!?

 手に職があってうらやましがれるかもしれないのが薬剤師ですが、実態としてそれほどうらやましがられるほどのものか疑問に思われる方は少なくないと思います。

 確かに若い間の薬剤師の給料は同世代の金額と比べて恵まれているかもしれませんが、30代になるとほぼ頭打ちになり、そこからガツンと稼ぐようなスター薬剤師はまずいません。恵まれていることを実感できる状況というのはなかなかないのではないでしょうか。

 とは言いつつ、未だに薬剤師は引く手あまたですし、就職率も他の業種と比べればはるかに高いですね。出産や育児で一旦退職しても、その気になればいつでも復帰できます。そうした点を考えるとやはり相対的には恵まれているのは間違いないのではないかと思います。

 そんな恵まれているはずの薬剤師の結婚感というのはどういうものなのでしょうか?これについてはSMS社が同社サイトを通じて薬剤師さんにアンケートをとっていて、何と「薬剤師は結婚できない」という悲しい意見が多く寄せられたようですね。

 薬剤師の安定した経済力を考えれば意外な結果ですが、その理由としては同社は独身薬剤師の理想が高いのでは、と推測しています。その根拠は以下の通りです。

 ・ 301万円〜600万円を希望している独身薬剤師は64%、301万円〜600万円の配偶者を持つ既婚薬剤師は35%
 ・「200万円以下でOK」と答えた独身薬剤師は8%、既婚薬剤師は22%

 つまり独身薬剤師は、結婚相手の年収として最低でも300万円以上と考えている人が多く、逆に200万円以下でもOKと答えた人はごくわずか、という結果になっています。

 一方で薬剤師の平均年収は500万円ということで、若い薬剤師であれば200万円〜300万円の水準であることも十分考えられます。ということは一番出逢う機会が多いかもしれない同業の異性の給与水準が自分の希望をクリアしていない可能性が高い、ということになります。

 ある意味、薬剤師自身の安定した収入がこうしたギャップを生み、結婚相手に安定を求めすぎて結婚できない、という可能性はありそうですね。

 ただ一方で、仮に薬剤師が結婚できないという意見が正しいのだとすると、ネックとなっているのは、こうした相手に対する経済的条件の問題というよりは、そもそも出逢いが少ないなどと言ったチャンスの問題のような気がするのですがいかがでしょう!?

 今のところ真実は分かりませんが、少なくとも出会いについてはさまざまなサービスがスタートしていますので、昔に比べればはるかにいい人にめぐり合える可能性が高まっています。

 薬剤師のみなさんがよりよいパートナーで出逢えることを祈っております!

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