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薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

コラム:薬剤師とセルフメディケーション「セルフメディケーションと薬学教育の変遷」

明治以降、薬学教育は一貫して基礎科学と応用科学を根幹としてきました。

医薬分業がなされないまま、薬物療法の主導は医師が担い、調剤が薬剤師の主業務となったのは前世紀末です。

1998年、第三次医療法改正によって薬剤師の医療への参加が明示されましたが、職能教育の遅れは明白でした。

2004年学校教育法と薬剤師法の改正によって薬学教育は6年制となりました。医療に貢献するために必要な知識・技能の習得と実務実習を通じての実践教育へと転換したのです。

一方、この間の医療自体の変化を無視できません。

医療は医師を中心として傷害や疾病を患う病人を対象としてきましたが、健康人や未病という疾病予備集団への健康維持管理の問題が浮上してきました。

病院、診療所を受診する前に相談する場所として薬局、ドラッグストア、相談に応じる薬剤師に社会は健康維持管理、すなわちセルフメディケーションの推進への寄与を期待したのです。

参考になさってください。

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