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薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

コラム:薬剤師とセルフメディケーション「クリニカルパスと薬剤師」

医療の標準化を図るために病院ではクリニカルパスの使用が増えています。

このクリニカルパスは院内のチーム医療の実現を目的とするとともに患者やその家族への説明のための資料としても有効であるとされています。

このクリニカルパスも在宅療養への移行においてとても有効です。

その為、がん末期患者の在宅移行時に疼痛緩和ケアに関して地域連携クリニカルパスが多く使用されるようになりました。

筆者もTS−1(大塚薬品)の使用などについて病棟医師からのクリニカルパスを入手し、病院薬剤部と連携を取ることで安心して服薬指導を行う事ができた経験を持ちます。

患者や家族もクリニカルパスを理解しており主治医や訪問看護師・薬剤師とも共通認識を持っているのでスムーズに在宅療養への移行ができた事例となりました。

薬局薬剤師が地域でのチーム医療の一員として参加することで、患者がよりスムーズに安心して在宅での療養を受け入れる事が可能となります。

地域でのチーム医療の中で薬局薬剤師の役割を果たす事が在宅医療を推進する原動力になるのではないでしょうか。

これは一般的な外来診療においても同様な事がいえるでしょう。

主治医との関係を密接に保つためにもチーム医療は必ず役立つと筆者は考えています。

薬局薬剤師自身が病院薬剤師と同様に積極的にチーム医療に参画される事が望まれます。

参考になさってください。

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