薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。
現状では、薬剤師は売り手市場であることから、職場を選ばなければ簡単に転職できると言われています。また同じ理由で、勤務条件などもかなり強気に交渉できるようです。
今後については、薬学部の新設に伴う薬剤師の飽和などにより、だんだん買い手市場に変わってくる=転職が難しくなってくる、という悲観的な見方をする人もいれば、高齢化に伴うシニア層の爆発的な増加を見越し、ますます薬剤師の必要性が高まってくると考える人もいます。
どちらが正しいかは分かりませんが、少なくとも何の資格もない人と比べれば、薬剤師という国家資格は転職に有利なことは間違いありませんので、あまり悲観的になる必要はないのではないかと思います。