薬剤師は景気の好不調の波を受けにくい人気の業種です。しかし、人生の多くの時間を費やすわけですから、やはり、よりよい処遇・よりよい人間関係・よりよい職場環境を求めたいものです。一度しかない人生です。ユーザーのみなさまが、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。
薬剤師は女性の比率が高いため「女性職場」になりやすく、また小規模の職場が多いことから異動なども少なく、人間関係が良くない場合もあるようです。
当然、いくら報酬が良くても雰囲気の悪い職場は避けるべきだと思いますが、そういった職場の人間関係を知る上で最も頼りになるのは中立的な立場の人の口コミだと思われます。
しかし大病院やドラッグストアならまだしも、小規模な薬局の場合はなかなかそうした口コミや評判を、自分の力で調べるのは困難だと思われます。
そこで頼りになるのは、転職支援会社のエージェントからの情報ですね。エージェントの立場は完全に中立的とはいえませんが、しかし紹介した薬剤師が定着しなかった場合には次の求人がこなくなりますので、その点ではエージェントと薬剤師の利害は概ね一致します。それなりに信頼できる情報を提供してくれると期待してはいいのではないでしょうか。
具体的に職場の雰囲気を把握するポイントとしては、定着率の高さが挙げられます。職場の薬剤師が20代ばかりであれば、入ってきた人がどんどんやめていく問題のある職場環境の可能性があります。そういうところこそ、積極的に薬剤師を募集することになりますので注意が必要ですね。